本日は大阪府社会人リーグの最終節でした。
ジャボイFCは今年度の優勝を既に逃しておりますが、来シーズンへ良い形で繋げるためにも勝利が欲しい一戦でした。また、対戦相手の凸版印刷大阪SCさんは優勝のかかった大一番ということもあり、非常に激しい試合となりました。
荒れたピッチコンディションを考慮し、中盤を省略するロングボール主体の組み立てを互いが選択。そのロングボールを両チームのFWがフィジカルを武器にキープし、相手陣内へ攻め立てるという展開が続きます。
そして誰もが手を焼いたグラウンドの対応にいち早く順応した荒木と小成が徐々に右サイドを制圧。幾度のチャンスを生み出します。
前半途中には同じく右サイドの崩しからのセンタリングを平川が絶妙のスルー。ゴール前フリーの決定機を寺田が惜しくもクロスバーのわずか上へ外してしまいますが、このプレーはまるで先制点へと繋がる伏線の様でした。
その直後、小成がシンプルに蹴り出した裏へのボールに岩崎が反応。タイミング良く右サイド裏を抜け出すと、ゴール前ニアに走り込んだ平川へセンタリング。平川は相手DFに体を寄せられ態勢を崩しますが、利き足の左足を投げ出します。倒れ込みながらもしっかりとインサイドでボールをミートさせて逆サイドへ流し込み、待望の先制点が生まれます。
ところがその後、相手CKから失点を喫し、1-1で前半を折り返します。
後半の立ち上がり、ハイボールを勇敢に競りにいった上木戸が頭を打ち負傷。続いて前半からフィジカルの強い相手FWを抑え込み続けた林が足をつって退場。1度に両CBが負傷退場するというアクシデントに見舞われますが、これを交代で入ったベテランの水井が見事にカバー。
しかし10人という数的不利の状況を最後まで打開できず、攻め手を欠いたまま1-1で試合終了のホイッスルを聞くこととなりました。
救急車も出動する、非常に激しい内容となりましたが、相手のフィジカル能力の高いFWに自由を与えなかったDF陣全員に拍手を送りたいと思います。
【日時】11/20(日)10:00
【内容】大阪府社会人リーグ最終節
【相手】凸版印刷大阪SC
【会場】舞洲東グラウンド
【結果】△1-1(1-1/0-0)
【得点・アシスト】平川(岩崎)
【メンバー】
FW︰平川
MF︰寺田、岩崎、荒木
辻内、今井
DF︰上松、上木戸(40水井)、林、小成
GK︰奥出
これで第2試合の結果を待たず、ジャボイFCの4位が確定しました。そしてCブロックの優勝は第2試合で南無FCさんを2-1で下した大教クラブさんとなりました。
優勝できず本当に悔しくて残念でなりませんが、来シーズンこそは絶対に3部を優勝して、更に上のカテゴリーへ進みたいと思います。大教クラブさん、おめでとうございます。
本日は対戦していただいた凸版印刷大阪SCの皆さん、ありがとうございました。
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